カプコン(CAPCOM)の人気ゲームソフト「モンスターハンターシリーズ」最新作で、日本のみならず海外まで爆発的人気を誇る『モンスターハンターワールド(MHW)』。
「モンハンワールド」大ヒットにより モンハン《ハリウッド映画化》が決定するなど、モンハンはこれからもどんどん有名になっていくでしょう。
ところで 現実においては 縮小し立体化された【モンハンのフィギュア】が存在します♪
【モンハンのフィギュア】ってどんなもの??
それでは 順をおって紹介します。
目次 Contents
モンハンフィギュアは 大まかに分けると2つある
モンスターハンターのフィギュアは大雑把に分けると、武器を持って巨大なモンスターと戦う「ハンター(人間)のフィギュア」。
ハンターに狩られる側の「モンスター(生物)フィギュア」と二つあります。
両方ともに いろいろなハンター・モンスターの種類が 複数メーカーから出されています。
そして 全てカプコン(公式)が公認しているものです。
その中でも「モンスターフィギュア」には 特に高いクォリティを誇る「CFB(カプコンフィギュアビルダー)クリエイターズモデル」というものがあります★
(販売のフィギュア彩色済み、完成済みで組み立て不要☆)
フィギュア職人が造るクリエイターズモデル
「クリエイターズモデル」とは 名前に「クリエイター」とあるように、CAPCOMが雇ったフィギュア職人(原型師)が粘土などで 原型を制作しているもの。
カプコンが認めるだけあって 原型師さんのこだわりはスゴイです。
モンスターの顔など主要部分だけではなく「こんな所まで?」というような 目立たない箇所まで 造形が非常に細かく出来ており、少しの手抜きもなく ポージングや台座まで 工夫されています。
また モンハンのゲーム設定にも忠実にしています。
つまり “ モンスター独自の生物感 ” を加えているため 不自然なところがなく かっこいい!
しかも造形・塗装ともに モンハン開発チームによる 完全監修で成り立っています。
ですので 文句なしの究極フィギュアが完成します!
そして その原型を大量に複製して塗られたものが「cfbクリエイターズモデル」の商品なのです。
クリエイターズモデル値段は高価
クリエイターズモデル価格は、モンハンフィギュアの中では かなり高いです。
各モンスターにもよりますが 新品なら¥6,000~¥10,000円以上はします。
●クリエイターズモデルの値段が高い理由・・・
・原型師が試行錯誤を繰り返し ながい時間をかけて制作するから。
・他のフィギュアよりも クオリティがずば抜けて高い。
・塗装などの際、手作業の部分もあるので 量産するのが たいへん。
・サイズが大きい。
などというのが クリエイターズモデルの高価な理由でしょうか。
とはいえ、価格が高くても 実際に購入した おおくの人達が満足し、お値段以上~☆と言うので 十分買う価値はあります。
さて、そんな クリエイターズモデル・・・ 実際 原型製作をしている方々を紹介します。
クリエイターズモデル原型製作に携わるクリエイター
現時点でカプコン(CAPCOM)と正式に手を組むクリエイター(原型師)は 三人存在します。
一人目は 大山竜(おおやまりゅう)さん。
1977年生まれ(42歳)の大阪在住。
モンハンのクリエイターズモデル制作の第一人者です。
2010年に初めて「モンスターハンターシリーズ」の象徴である「火竜リオレウス」を、今までにない超高クォリティで制作。
(岩をイメージした台座にリオレウスの足がガッチリつかんでいる 原型製作:大山竜さん)
その後も 圧倒的なクォリティーで「雷狼竜ジンオウガ」「海竜ラギアクルス」「雌火竜リオレイア」「轟竜ティガレックス」「金獅子ラージャン」「鋼龍クシャルダオラ」と数々の傑作を生み出しました。
●大山竜(おおやまりゅう)さんが原型師となったきっかけ
幼い頃から 大山さんは絵を描く事や 粘土で遊ぶのが好きだったそうです。
大山さんは 中学1年生の頃、映画「ゴジラVSビオランテ」を観て心を打たれ、初めて怪獣のフィギュアを作りました。
それ以降 本格的に粘土でフィギュアを作るようになったそうです。
その後、彼の才能はどんどん開花。
大山さんは 怪獣やクリーチャー系の造形界では 一躍有名に☆
現在では、フィギュア原型師界全般で 非常に有名な人です。
さて 二人目は東誉之(ひがしたかゆき)さん。
東さんも大阪に住んでいます。
東さんは 粘土を使って原型製作をする大山竜氏と異なり、コンピューターによる「立体出力」で原型製作を行っています。
フリーランスの原型師ではあるものの、ゲームキャラのデザインを依頼されることもあります。
じつは東さん、MH3G(モンハントライジー)メインモンスター「砕竜ブラキディオス」など人気モンスターをデザインした人でもあります。
そのため カプコンとは非常に 関係が深い人物。
そんな東さんは、自分がデザインした「砕竜ブラキディオス」の立体化を実現。
自分が制作したモンスターを、本業である原型製作を用い 立体化した「クリエイターズモデル」は まさに100%の出来と言えるでしょう。
その後も 彼は立体出力により「黒蝕竜ゴア・マガラ」「幻獣キリン」と 至高の作品を生み出しています。
最後は 三人目 古市竜也(ふるいちたつや)さん。
古市さんも大阪在住です。
(大阪にお住まいのかたが多いですね)
古市さんは大山竜氏と同様に 粘土による原型製作を行っています。
大山竜氏ほど有名ではなくファンも少ないですが、造形技術は大山竜さんに匹敵する凄腕です☆
古市さんが手がけた 初のモンスターはMHX(モンハンクロス)のパッケージを飾った「斬竜ディノバルド」。
これまでの大山竜さん、東誉之さんに加え 新たに起用され、いきなりMHXのメインモンスターの原型製作を任されたという事から、クリエイターズモデルファンの中には 不安を持つ人もいました。
ですが、なんの問題もなくこれまで通り 精密な古市さんの造形で 文句なしのクリエイターズモデルが完成しました。
大山竜氏による監修もその理由かと思われますが なにより古市竜也さんのフィギュアに対する思いと技術が凄かったのだと思います。
その後も 古市竜也さんが原型製作。
大山竜さんが監修という形で「泡狐竜タマミツネ」「天彗龍バルファルク」「炎王龍テオ・テスカトル」と数々の有名モンスターの「クリエイターズモデル」を生み出しました。
今後も 古市さんの活躍が楽しみですね~。
モンスター原型製作に使う粘土「グレイスカルピー」
大山竜さん、古市竜也さんが原型製作のさい、主に使う粘土は「グレイスカルピー」というねんど。
フィギュアの原型製作では 重宝される有名な粘土です。
よくある紙粘土と違い、オーブン等で焼かないかぎり固まりません。
この粘土をヘラなど道具を使って 納得の行くまで造形します。
そうして 原型が完成します。
あくまでも 造形用の粘土なので、あまり丈夫ではありません。
(落下すればすぐ壊れるし、もろいです。。。)
複製に使用する素材(クリエイターズモデルとして販売する素材)は、別のポリ塩化ビニルなどを使います。
大げさかもしれませんが クリエイターズモデルには、原型製作者の魂(ソウル)が込められています。
値段は高いですが、それらの作品を間近で見ることには 大いに価値があります☆
以上「モンハン【クリエイターズモデル値段】が高価な理由~クリエーター(原型師)の紹介~」 のお話を紹介しました。
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