春は[桜やタンポポ]、夏は[朝顔、ひまわり]。
秋には[彼岸花やコスモス]、冬は[シクラメンや椿(つばき)]など・・・
植物を観るのが楽しみになりました🤗
ところで初夏になると町中で見かける 薄い紫色の花の名前を知っていますか?
うすムラサキ色の花なんて、いろいろあるから分からないよ~。
と、思われますね。
しかし道路など すこし 気にして観てください。
【アガパンサス(和名はムラサキクンシラン)】という夏花が あちこちに咲いているんです☆
(毎年 観るのが楽しみなんです)
紫色の花 アガパンサスの発祥地と名前の由来
【アガパンサス】の原産地は南アフリカ。
日本では咲かない花でしたが、明治時代(1868年~1912年)に渡来したようです。
(定かではありません)
10~20種程の原種が自生し 交配などにより 園芸品種は300種以上。
- 学名:Agapanthus
- 別名(和名):紫君子蘭(ムラサキクンシラン)または アフリカンリリー
- 科名 / 属名:ムラサキクンシラン科 / ムラサキクンシラン属(アガパンサス属)
- 発芽適温:20~25℃
- 生育適温:15~30℃
名称は【アガパンサス】と言いますが、すこし覚えにくい名前。
これは ギリシャ語[アガペー(agape)]と[アントス(anthos)]が合わさったものだそう😁
(アガパンツスと呼ばれることもあるが、単に属名アルファベット表記「Agapanthus」の読み方違いなのかな!?)
車で走ると見えていたアガパンサス。
が、運転中は撮影できません(^o^;)
今日はウォーキングついでに撮ってきました☆#アガパンサス #夏 pic.twitter.com/WWhzjwJL6r
— レモン丸@雑記ブロガー (@sky_neiro) 2019年7月5日
ところで【アガパンサス(Agapanthus)】という名前の由来は ロマンチック☆
[アガペー=愛]と[アントス=花]という意味から、ヨーロッパでは『愛の花』でも知られる。
ご夫婦同士や恋人間で【アガパンサス】が贈りあいをしました。
また アガパンサスの和名は「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」とあります。
(クンシランとは こんな花 ↓ )
しかし、実際には 君子蘭(くんしらん)の仲間や同種属というわけでもなく、単に 姿 外見の特徴から付けられた別名みたいです (^ω^A
(クンシランとして流通しているのは、クリビア・ミニアタ種(Clivia miniata)で、南アフリカ原産)
さて アガパンサスの花言葉には・・・
- “ 恋の訪れ ”
- “ 愛の訪れ ”
- “ ラブレター ”
- “ 恋の季節 ”
- “ 知的な装い ”
があります、、、
いやはや なんだか照れくさい o(^^o)
夏の暑い季節、薄あおむらさきカラーの【アガパンサス】が花火の放射状に スッと咲いていると
品のある美しさも感じ “ 知的な装い ” という花言葉にも納得します。
薄紫のアガパンサス 開花時期
【アガパンサス】の開花期は5月下旬~8月上旬ごろですが、とくに梅雨シーズンから 公園や道端など 様々なところで開花します (^-^)
花もちは 7~10日ほどですが、草丈30〜150cm位の【アガパンサス】が あちこち咲いているのが観られます。
また【アガパンサス】は 耐寒性多年草で 年中 葉っぱが茂る「常緑種」と、冬の季節に葉が枯れる「落葉種」。
また その中間タイプもあります。
もし 家の庭などに植えるばあい、オールシーズン 葉がはえる「常緑性のアガパンサス」なら、お庭の隙きまを埋めてくれるグランドカバーにも なります。
ジメジメした梅雨時期に 清涼感あふれる薄紫色の花を観ると 気分もスッキリするので「庭植え」もお勧めです。
【アガパンサスの咲く場所】どこで生える?育つ?
【アガパンサス】の外見を見ると 淡い水色や青色、紫カラーで、育てにくく はかない印象もあります。
ところが、ガーデニングには心配無用の【アガパンサス】
【アガパンサス】の性質は強いので、比較的 土質も選びません。
また、かなり乾燥した場所でも耐えられますし、暑さや寒さにも強いのです。
(アガパンサスって、丈夫なんですね~😳)
つまり、植えたあと ほとんど手もかからず育つので、いろいろな場所で生長します。
ですから、近所の公園や道ばた、空き地にも生えていることが多いのです★
毎年、初夏の季節に【アガパンサス】鑑賞したいなら、ゼヒ 自宅の庭に植えてみてください。
頑丈な【アガパンサス】は、数年近く植えたままでも大丈夫。
そもそも【アガパンサスの根っこ】は太いため、土中で水分をたくさん蓄えられます。
なので、乾燥にも強い また 病害虫にも強いのです。
あまり神経質にならずとも 育ってくれ しかも毎年 カワイイ綺麗な花を咲かせる【アガパンサス】。
ガーデニング初心者向けの「庭植えの花」では ないでしょうか (*^ ・^)
(※ 水やりは 庭植えの場合 ほとんど不要。ただし軒下など 雨が当たりにくい所は、乾き具合で水をあげます。
鉢植えは、用土が乾いたらたっぷりと。春の成長期はやや多めに)
(※ 鉢植えのばあい、根詰まりや 株の老化で花立ちが悪くなりやすいため、生育の様子で3、4年おきに株分けし植え直しを★)
【アガパンサスの色】紫のほか白もある
【アガパンサス】にも、いろいろな種類や色がありますので紹介します。
写真でも紹介していますが、ほとんど青紫カラーの【アガパンサス】が一般的。
しかし 紫色の中でも、濃い色合いや淡い色合いの【アガパンサス】もあります。
また、白色やピンク色のアガパンサスもあります。
白色と青色が混ざったカラーの【アガパンサス】もあります。
【アガパンサスの草丈】も様々、小型の草丈30センチほど~1メートル以上の大型な草丈も★
そして、花の形状もいろいろで、よ~く見ると「細長い花」「星型の花」「盃状の花」などバラエティに富みます (^-^)
アガパンサスの品種もいろいろで・・・・・
- アフリカヌス(常緑性のアガパンサス、明治時代に日本にきた品種で【アガパンサス】といえばこれ!という感じ)
- プラエコクス・オリエンタリス(通常のアガパンサスより花数が多い大型品種)
- フローレプレノ(プラエコクス・オリエンタリスの変種)
- プラエコクス・ミニムス(ケープ南部が原産の小型品種)
- イナペルツス(白色の花色をもつ)などあります。
さて 上記アマゾンや楽天ネット通販でもわかりますように、私たちが【アガパンサス(ムラサキクンシラン)】を育てるなら・・・
苗 または 根茎から育てます。
(種から育成も可能ですが。。。市販が ほとんどない)
【アガパンサスの苗・根茎】の植えつけは、春4月半ば~6月上旬が 良いです。
しかし、9月中旬から10月中旬まででも可能。
この時期に苗や根茎の市販が出回りますので チェックしてみてください♪
晴れ間が少ない「梅雨の季節」に、私たちの目を楽しませてくれる【アガパンサス】。
曇りがちな空に、ブルーやパープルの色合いは 気分も涼しく 爽快になります (・∀・)/
また 外で見るのが多い【アガパンサス】ですが、家の庭に咲いたら『切り花』でフラワーアレンジメントにも使えます☆
自宅のお庭があれば、植えてみてくださいね。
また、街中の道路や空き地を すこし気に留めてみてください。
【アガパンサス(ムラサキクンシラン)】が美しく咲いていますよ~😙
以上「アガパンサス 和名は紫君子蘭(ムラサキクンシラン)~初夏に咲く紫色の花」をお送りしました。
ー おすすめ記事 ー